2016年11月26日、東京・高田馬場にある東京富士大学本館で、遊戯史学会の第28回例会が開催されました。

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第一部では、当会監事を務める田中規之氏が、「室町期の将棋の様相 15世紀の諸家の日記から」と題して講演を行いました。

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11~14世紀頃の将棋の成り立ちに始まり、15世紀頃まで将棋がどのように遊ばれていたかを主に公家の日記を通して解説されました。

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第二部では、酒井知幸氏(当会理事)が登壇し、自身が務める埼玉県立越谷総合技術高校の生徒を対象に行った「高校生のゲームに関するアンケート(第5回)」の結果について報告しました。

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酒井氏が95年から不定期に行っている同アンケートについて説明し、高校生たちの間でどのようなゲームがどれほどの頻度で遊ばれているかを紹介しました。

講演の後、江橋崇氏(当会副会長)が、カルタ史に関する二件(遊戯史研究第28号に掲載した「『俳ゆういろはたとへ』『新大板やくしや顔にせいろはたとゑ』『教訓いろはたとゑ』の翻刻に関する件」・補遺/「『めくりカルタ』遊戯に関するブロンホフ文書の発見」)の報告を行いました。

例会の後は、場所を移して懇親会が開かれ、遊戯史に関する様々な話題が語られました。

次回の遊戯史学会は、2017年5月27日に開催される予定です。